Ⅰ.Fedora18サーバー構築記録_OSの導入

OpenBlocks266(プラットフォーム社)でのサーバー構築をあきらめ、別のマシンにFedoraをインストールすることにしました。当然最新版をいれるべきと思い、Ver18をインストールしたのでまずはこの記録を掲載することにします。昔はインストールCD-Rが付属している雑誌が書店で買えたのですが、そういう時代ではないようです。書店には、サーバーサイドの本は殆ど置いていませんでした。もっぱらスマフォやタブレット用のクライアントサイドの技術書籍ばっかりです。サーバーサイドにしか興味が沸かないので今のところAndroidに手を出す気になれません。

1.準備

(1)マシンの準備
長男の部屋に眠っていた以前作ってやったPCを再利用することにした。
スペック的には十分だと思い、FedoraサイトからISOイメージを拾ってインストールすことにした。
(2)ネットワークインストールCDの準備
自宅XPマシンにてFedoraの最新リリースVer=18の、ネットワークインストールCD用ISOイメージをダウンロード。
NeroExpressやDeepBurnerで書き込み成功したCD-Rで、対象PC(CD専用ドライブ)や作業用XPマシン(DVD対応ドライブ)で、なぜかどうしても起動できない。→CD-Rでのネットワークインストールあきらめ。
Fedora18の入手はここ
 http://fedoraproject.org/ja/get-fedora-options#formats
Fedora18 ISO書き込み方法
 http://docs.fedoraproject.org/ja-JP/Fedora/18/html/Burning_ISO_images_to_disc/index.html
(3)DVDインストールの準備
DVD用ISOイメージを落として、作業用XPマシンでDeepBurnerを使って書き込み成功
対象PC(サーバーにするマシン)にはDVDドライブ搭載していなかったのでDVDドライブと対象PCのCDドライブを交換して、対象PCでブート成功することを確認。
(4)メモリの増設
対象PCにてブートしてFedora18の下記あたりを参照しインストーラーで進めていると
 http://linuxcom.info/install-fedora-18.html
途中でメモリ不足のメッセージが出た。
対象PCは384MB(256+128MB)しかないので急遽楽天でPC133_512MB×2本セットを購入。
これを2本ともに換装して1GBとした。
(5)ブートできなくなった
しかしどうしてもブートできなくなってしまった。
マザーを見てみると、デカップリング用低ESR電解コンデンサが、例の台湾メーカーのロット不良品(メーカーは認めていない。)によるガス漏れによりパンパン状態。いつ液漏れ本格化してもおかしくない状態。
原因はこれだと思い、部品取り用に残してあった古いPC用マザーから2200uF低ESRコンデンサをはずして全て交換。
しかしまだブートできない。
改めてマザー(AOPEN MX3ST)のスペックを見ていると、「最大512MBの外部メモリ」と書いてある。すっかり忘れておりました。。メモリを1個はずすと難なくブート成功。

2.Fedora18のインストール

(1)インストールセットの選択~起動
当初、Xは不要なので、Webサーバーセットを選択して途中までいったが、インストール後HDDブートすると、画面が文字化け(■だらけ)で表示されない。
しょうがないので、最初からやり直し、Gnome3によるデスクトップセットでインストールした。
これだと起動に成功はしたが、グラフィックチップかドライバがGnome3の要求仕様を満たしていないというメッセージが出て、レガシーモード(正確な名前忘れた)で起動した。
ユーザーもrootもこのモードのGnomeで1回立ち上がると以後これで起動できるようになった。
途中使用していた15インチCRT(昔中古で購入したもの)が故障。

3.Gnomeで設定

(1)ネットワーク
IP:***.***.***.***
SubNetMask:***.***.***.***
GateWay:***.***.***.***
DNS:***.***.***.***
(2)システム
ホスト名:****.webkoza.com
ドメイン:webkoza.com
ファイアウォール:必要なポートを数種類はずした。