ボート釣り_マダイ 2017-12-24

釣行日:2017/12/23(土)
釣行場所:東京湾走水沖
同行者:K.A,S.M,T.K
釣りスタイル:ボート、コマセビシ仕掛け、コマセサビキ


状況:
20171224_DSC_0598.jpg久しぶりの走水です。16日に行く予定が南西の強風のため中止となってリスケしました。しかも釣り納めという事でみんな「良い釣り」への期待度はMAX。幸いにも天候に恵まれました。風はほとんど無く、波は午前中多少ありましたが、アジ狙いの置き竿に程よく誘いをかけてくれました。


定年退職後新たな職場での仕事も軌道に乗り始めたK.Aも含め4人の釣行でした。今回は、生け簀付き4人乗りボートが空いたそうなので、いつもの5人乗りから変更しました。この船はたぶん初めてだったのですが、船体は古いものの大変広くて、4人で乗ってもゆったりとでき好評。トーハツ9.9PSのエンジンも調子良く、船体が軽いせいかスピードも出てスルットルに余裕がある感じでした。最初の写真はみよし側のT.KとK.Aです。

さて状況ですが、釣り納めに最も相応しいあの魚が釣れたんです!そうマダイです。しかも48cmの良型。もちろんこんなサイズのマダイを釣ったのは初めてです。チャリコを除けば、昔Y.Iのインフレータブルボートで出た平塚沖、2014年春に葉山でのレンタルボートに続き3回目ですが、いずれも30cm程度の小さいマダイでした。

この日の朝はまず、前回11月に比較的型の良いアジが多く釣れた、madai_1514104704546.jpgクロベ根から西北西、最も東寄りの海苔棚の沖のポイントへ直行しました。既にやまみつとみうらのボートが船団を作っていました。アンカリングしたのは前回ポイントより少し東北東寄りです。水深は30m。さっそく白スキン+緑ビーズのサビキとライトウィリー用仕掛けを付けたビシ仕掛けで、アジ狙い開始です。開始15分ぐらいでぽつぽつと皆のサビキ仕掛けにアジがかかり始め、私のサビキとビシ仕掛けにも釣れ出しました。サビキはこの他に赤ビーズ付きの白スキン・サバ皮・透明ビーズ付き白スキン・ピンクスキンと色々試しましたが、ピンクスキン以外は皆同じような感じでした。

朝9時前だったと思いますが、S.Mのサビキ仕掛けにサバが掛かりました。しかも41cmの大物。この時期このサイズのサバは珍しいのではないでしょうか。これを見て、ビシ仕掛けのタナを少し変えました。ネット情報だと走水ではイナダもまだ釣れているとの事なので、サバ・イナダの大物狙いです。仕掛けは幹糸・エダスともに4号なので、十分狙えます。ところが底から0-15mをしゃくり上げて探りましたが、反応無し。試しに底から7-8mのところで置き竿にしていたところその時はやってきました。

ビシ仕掛けの竿先がギューンのしなったのです。慌てて竿を持つと物凄い突っ込み。イナダかと思いました。下に突っ込み暴れるので、あらためて合わせを入れた後、竿を足に挟んで、隣のサビキ竿の仕掛けを回収してからやり取り開始。しばらくは弱らせる必要があるので中層でやり取りすること5分ぐらい。突っ込みがほとんど無くなったので、さらに巻き始めました。それでも何回も突っ込む事を繰り返しました。上げてくると同じく艫に座っているS.Mの仕掛けとお祭りしていることがわかりましたが、正直意識を向けてられませんでした。上がってきて3mの仕掛けを曳いて水面に現れるまではイナダかなあと思っていました。丁寧にタモで取り込んだ後、タモに入っている状態で少し息を整える時間が必要なほど心臓バクバクのやり取りでした。T.Kが計ってくれたサイズはなんと48cmでした。

マダイを釣った時点でアジはツ抜けぐらいでした。正直アジはもうどうでも良い気になってしまいました。でも家族のために、2ツ抜けぐらいは釣りたいなあと思ってサビキチェンジしながら置き竿を続けたものの、メインは、2枚目のマダイを釣るために色々試す時間に使いました。しばらく同じライトウィリー仕掛けを続けてみましたが、たまにアジが釣れるだけ。生針をフグに切られてから、思い切って7mのマダイ・イサキ仕掛けに変えました。ほんわずかなあたりを捉えたのですが、針がかりせず。20171224_simokawa.jpgしばらく置き竿にした後回収するとなぜか、仕掛けがぐちゃぐちゃで道糸にも絡んでいることが多く、この仕掛けを2つロストしました。それではと、タックルボックスにいつから入っていたかわからない投げ式のタイラバを付けて、投げてはゆっくり巻いてくることを繰り返しましたが、まったく反応無しでした。やはりそんな甘い世界ではないようです。

午後13時を過ぎるとかなりモチベーションが下がりマッタリ。サビキチェンジもする気が起きず、私の置き竿にはぜんぜんアジがかからなくなりました。でもみんなはアジを調子よく釣っていました。少し誘いを積極的に入れているのが釣果につながっている気がしました。

結局アジは、T.Kが40尾、S.Mが33尾、K.Aが30尾、私が19尾

ちょっと奇妙な現象がありました。この日アジはサビキに掛かるとすぐに暴れるのです。yamamitsu20171224.jpgこれによりT.Kと私にはスレ掛かりが多かったです。別に追い食いをさせず、アタリの後すぐに巻いてきてもスレ掛かりになっている場合が多かったのです。船上ではあまり深く考えませんでしたが、ひょっとして大物がうろついていたのではないかと思うのです。付近にマダイが1尾しかいなかったとは考えにくい(現に我々の少し沖にいた2人組が32cmのマダイをルアーで釣ってます)ですし、サバやイナダの回遊も考えられます。マダイ仕掛けが何回もぐちゃぐちゃになったのもアジが暴れてバレたと考えた方が良いのかもしれません。。

ボートでマダイを本気で狙う気になってきました!

<この日の釣果>
マダイ48cm 1尾、アジ19尾

<この日のレシピ>
夕食:アジの刺身・タイの中落の刺身

<次の日のレシピ>
朝食:アジの刺身
昼食:アジのサンガ焼き
夕食:タイの刺身・タイの霜皮作り・タイ飯・アジフライ

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日  出 6時46分
正  中 11時40分
日  没 16時34分
潮回り 中潮
1時36分 19cm
8時35分 158cm
13時59分 99cm
19時20分 155cm