準ファンレス電源

webkoza.comのサーバー

自宅で稼働しているサーバーはその昔に作ったデスクトップ型のPCで、Cerelon850MHzのボードで動いています。メモリも520MBと一昔前のスペックです。HDDが生きているうちに新しい環境に移行すべきと思っているのですがついつい使い続けています。

ATX電源買い替え

sstst30sf.jpgこのクラスだと、DVDなど外部メディアも使わないので、スイッチング電源は300Wあれば十分で、CHANNEL WELL TECHNOLOGY(CWT)社のATX-300というATX電源を長年使い続けていましたが、ファンがかなりうるさくなってきたので、とりあえず電源だけ買い換えました。

ATX-300はMicroATX規格では無いのでwebkoza.comの小型デスクトップ筐体に入らず外に出して使っていましたが、今回選んだのは、Sliver Stone社のSST-ST30SFというMicroATX規格準拠のSFX電源なのでちゃんと筐体に入ります。しかも準ファンレスです。準ファンレスというのは、一定条件以上になるとファンが回り出すという仕様のことです。電源だけは静穏化したかったので「準ファンレス」を試してみたくなりました。

電源が届いて実際に実装して稼働してみると、当たり前ですがファンが回りません!CPUクーラーのファンの音しか存在しないので、相当静かになった印象です。2017/3/1から使い始めていままでおそらく一度もファンは回っていません。夏場がどうなるかはわかりませんが。

SST-ST30SFの仕様など

この製品は、電源内温度が55℃以上になると温度に合わせ1048~1588回転(18~38 dBA)にて稼働し、55℃以下ではファンは完全停止する仕様です。しかし最近バージョンアップ製品(V2)が出ました。よってこの古いバージョンはあまり売っていませんが、楽天のリンクを最後に掲載しておきます。

V2は準ファンレスで無くなった代わりに、大型の静穏ファンを搭載し、負荷に応じて常時ファンが回転する仕様になりました。どちらが良いのかはわかりません。

変換効率は「80PLUS BRONZE認証」。80PLUSグレードでは下から2番目に良い変換効率(変換効率が良いほど熱の発生が少なくなります)です。スペックシートでは、115Vで、82%(軽負荷),85%(平均負荷),82%(重負荷)となっていました。私の感覚では、最大30℃の室温稼働であれば+25℃となる55℃には夏場でも達し無いのではないかと予測しています。

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